ルーレットの割合が個攻3に偏ってる??
2月13日(土)に行われた公式大会「ヴァレンタイン・カップス」
一夜で全ての試合が行われチャンピオンが決定するこの大会でしたが、大会中大会後ともに視聴者からあがっていたのが
「個攻3・・・出すぎじゃない?」という声。
通常であればどの技も、カードにひとつしか設置されていなければ技選択時の1/4ルーレットの判定によって発動率は25%になるものなですが、印象としてプレイヤーの多くの人に「個攻3がルーレットで選ばれすぎ」というものが残ってしまったようです。
では・・・実際どうなのか?
Vヴぁさだー(運営メンバー)のなかでも、情報検証に詳しい「しゃりおっと」さんに動画アーカイブから調査してもらいました。
検証してみました!!
ヴァレンタイン・カップスで技の種類「個攻3」をもったカードは3種類。
・No.087「夢で見た少女」
・No.361「天より来たりし者ザグジエル」
・No.426「天地開闢せし鈴麗」
以上3枚で、そのうち天地開闢せし鈴麗は4人のプレイヤーから選ばれ、総合的に全96枚のカードのうち6枚に「個攻3」をもったカードがあったということになります。
では、それらのカードがどれだけの回数の技ルーレットを行って、その間に個攻3が選ばれたのか?
下の表をご覧ください。
個攻3の発動率は!?
カードNo. | 枚数 | 総ルーレット回数 | 個攻3 |
087 | 1 | 2 | 1 |
361 | 1 | 6 | 0 |
426 | 4 | 26 | 8 |
合計 | 6 | 34 | 9 |
以上の表のように、全6枚のカードは合計して「34回」技ルーレットを回したことになりました。
そして重要な、個攻3が発動した回数・・・それは「9回」
それらの数字から割り出された、個攻3の発動率は「26.4%」
なんと、通常確率収束する「25%」とほぼ近い数字となりました!!
イメージとして個攻3は他の技よりもルーレットに選ばれやすいと思われるかもしれませんが、実のところ確率的には問題がなかったようです。
まあ・・・カード個体にみれば、夢で見た少女ちゃんについては2ターンうちに1回個攻3が発動と50%の確率で出ているのに対して、ザグジエルさんは6ターンのなかで1度も個攻3が撃てず!!・・・という残念な結果になっていたり、カード毎のバラつきは往々にしてあります。
全攻1はどうなの!?
上の検証結果により、印象的に「やたら出ている」と思われた個攻3ですが、検証してみたら実はそこまで突出していなかったという結果が出ました。
では・・・もうひとつの派手な技「全攻1」は??
実際、大会の試合内容において全攻1が大きく試合の局面を変えるシーンは多々ありました。
個攻3同様、こちらも確率的に優遇されてしまっているような印象を受けますが・・・?
検証してみました!!
ヴァレンタイン・カップスで全攻1もちのカードは11種類採用され、全16枚が大会に参加していました。
それらをまとめた表が以下のようになります。
カードNo. | 枚数 | 総ルーレット回数 | 全攻1 |
357 | 1 | 2 | 0 |
372 | 1 | 1 | 0 |
434 | 2 | 7 | 4 |
435 | 2 | 11 | 1 |
461 | 1 | 8 | 3 |
465 | 1 | 1 | 0 |
473 | 2 | 19 | 6 |
484 | 1 | 2 | 1 |
501 | 3 | 17 | 5 |
503 | 1 | 19 | 5 |
508 | 1 | 1 | 0 |
合計 | 16 | 88 | 25 |
全攻1もちのカードが総じて技ルーレットを回した回数は「88回」となりました。
それに対して全攻1がルーレットにより選ばれた回数は「25回」
それらの数字から割り出される全攻1の発動率は「28.4%」!!
いささか通常の確率となる25%より高い感じはありますが、そこまで大幅に高いというわけではないようです。
ただ、多いと思われしまったのは数値的に致し方ないかとも思われますね。
そのような中、たいへん目立ってしまっているカードもあり、例えばカードNo.434鬼の副隊長かえでちゃんなどは、7回のルーレットのうちに4回も全攻1を放ってしまっているという驚異の50%超え!!
また、カードNo.461の樹舞羅みずきちゃんも8回のルーレットのうちに3回と50%に近い割合で全攻1をぶっ放しており、それらを見れば「全攻1・・・出まくりじゃない!?」と思われてしまうのは大きくうなずけてしまうかもです。
それに対して・・・カードNo.435星野スミレちゃんときたら・・・ルーレット11回に対して全攻1が撃てたのは1回だけ・・・悲運の10%切り・・・
これら「運」により試合が左右されてしまうのも、Vヴぁとの面白さのひとつだと思います。